ペーペーエンジニアブログ
似て非なるChatGPTとBing AI

似て非なるChatGPTとBing AI


OpenAIの開発した自然言語処理モデルのひとつで今話題となっている「ChatGPT」。
話しかけるように言葉を投げかけるだけでAIが最適な回答を返してくれるためとても有用なツールですよね。

そしてChatGPTに似た機能を持ちここ最近同じように話題になっているのがあの超大手IT企業Microsoft社が開発した「BingAI」です。
ChatGPTのような対話型のチャット形式でこちらが投げかけた言葉に対して AIが正確な回答を返してくれます。

これだけ聞くとほとんど同じように思える二つのサービス。
ではいったいこの二つにはどんな違いがあるのでしょうか

実際に聞いてみた

まずはそれぞれChatGP、BingAI自身について質問してみました!!!
まずはChatGPT!

質問:
ChatGPTについて教えて
解答:
ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理のための大規模なニューラルネットワークモデルの一つで、GPTシリーズの最新版であるGPT-3の一部を構成しています。ChatGPTは、大量のテキストデータを用いて学習されたモデルで、文章生成、文章補完、文章類似度判定などのタスクに用いることができます。

ChatGPTは、特に対話システムやチャットボットの開発に適しており、人工知能による自然な対話を実現することができます。ChatGPTは、先行するGPT-2やGPT-3と比べて、より自然で多様な応答を生成することができます。ChatGPTは、モデルの大きさに応じて異なるバージョンが存在し、小規模なものから大規模なものまで様々な用途に応じた選択肢があります。

ChatGPTの利用には、OpenAIが提供するAPIを利用することができます。APIを利用することで、簡単にChatGPTを使った対話システムやチャットボットの開発が可能となります。また、ChatGPTは、プログラミング言語のライブラリとしても提供されており、Pythonなどのプログラミング言語を用いて、自分自身でChatGPTを制御することもできます。

かなりしっかりと返ってきましたね。
ChatGPTがプログラミング言語のライブラリとしても使えるなんて知らなkった人も多いのではないでしょうか?
あ、そうなんです。筆者はChatGPT Plusに加入してないのでまだGPT-4のチャットGPTを使えていないのです。。。

では続いてBingAI!

質問:
bing AIについて教えて
解答:
Bing AIは、検索ブラウザ上でチャットAIに対して質問をすることができる新しい検索エンジンです。2023年2月末にはiPhoneやAndroidでもこの新しいBingを利用できるようになっており、アプリからAIのチャット機能を使えるようになっています。MicrosoftがOpen AIの技術を利用して開発した検索機能「新しいBing」は2023年3月にGPT-4をベースに独自カスタマイズして動作していたことがMicrosoftから正式発表されるなど話題を呼んでいます。

それでは、何か他にお探しのものはありますか?

ChatGptよりも短めですが最後に逆に問いかけをしてくれているおかげで会話している感覚に近い気がします!
この記事の執筆をしているのは2023年4月なので、このBIngAIはMicrosoft開発ではあるものの最新のGPT-4をベースにしているようですね!!!

それでは、またそれぞれに「ChatGPTとBing AIの違いとそれぞれの特徴は?」と投げかけてみましょう!

まずはChatGPT!

ChatGPTとBing AIは、どちらも自然言語処理の技術を活用したAI技術ですが、それぞれの特徴や応用範囲は異なります。

まず、ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模なニューラルネットワークモデルで、文章生成や対話システムの開発に利用されます。ChatGPTは、大量のテキストデータを学習することで、自然な文章の生成や応答を行うことができます。ChatGPTは、対話システムの開発に利用されることが多く、自然な会話を実現することができます。

一方、Bing AIは、Microsoftが提供する検索エンジン「Bing」のAI技術であり、自然言語処理だけでなく、画像認識、音声認識、機械翻訳など幅広い分野においてAI技術を活用しています。Bing AIは、検索結果の精度を向上させるために、自然言語処理技術を利用して検索クエリの解釈や検索結果の分類を行います。また、Bing AIは、画像認識技術を用いて、検索クエリに関連する画像を検索結果として提供する機能を提供しています。さらに、Bing AIは、音声認識技術や機械翻訳技術を用いて、音声検索や多言語対応検索など、より多彩な検索体験を実現しています。

ChatGPTとBing AIは、どちらも自然言語処理の技術を用いたAI技術であり、一部の機能や応用分野に重なる部分もありますが、それぞれの目的や応用範囲が異なるため、直接的な比較は困難です。

続いてBing AI!

ChatGPTとBing AIは、どちらも自然言語処理のための言語モデルですが、開発元や利用可能性、トレーニングデータ、パラメータ数、応答時間、精度に違いがあります.

ChatGPTは、大量の自然言語処理に基づく学習データを使い、自然言語での対話が可能な人工知能を開発しています. 一方、Bing AIは、Microsoftが開発した人工知能であり、検索エンジンBingの検索結果を利用しています.

ChatGPTは、自然な文章を生成することができるため、創造性や人間らしさに優れています. 一方、Bing AIは、検索結果を利用することで正確な情報を提供することができます.

以上のように、ChatGPTとBing AIはそれぞれ特徴があります。ご参考になれば幸いです。

お二方の意見をまとめるとこうなります。

ChatGPTの特徴:

  • 対話システムの開発に利用されることが多く、自然な会話を実現することができる
  • 大量のテキストデータを学習することで、自然な文章の生成や応答を行うことができる
  • 創造性や人間らしさに優れている
  • パラメータ数が多く、処理に時間がかかることがある
  • OpenAIが開発した大規模なニューラルネットワークモデルである

Bing AIの特徴:

  • 自然言語処理だけでなく、画像認識、音声認識、機械翻訳など幅広い分野においてAI技術を活用している
  • 検索結果の精度を向上させるために、自然言語処理技術を利用して検索クエリの解釈や検索結果の分類を行うことができる
  • 画像認識技術を用いて、検索クエリに関連する画像を検索結果として提供する機能を提供している
  • 音声認識技術や機械翻訳技術を用いて、音声検索や多言語対応検索など、より多彩な検索体験を実現している
  • Microsoftが開発した人工知能であり、Bingの検索結果を利用している。

やはり大きいのはインターネットに接続してリアルタイム情報を得れるかどうかでしょうか。それができるBing AIは一般の人にもかなり使えそうですよね!
一方テキスト生成の練度や創造性の面ではChatGPTの方が優れていると言えそうです。

利用する場面によってどちらの特徴を生かすべきか変わってきそうですね!